ULTRA 4DXで空を飛ぶ!
みなさんこんにちは! ディズニーホテル&パークの思い出をガイドするソウダです!
先週、公開されたばかりの『ウィキッド ふたりの魔女』をULTRA 4DXで観てきました。初めてのULTRA 4DXの没入感を中心に徹底的にレポします!

話題沸騰中のULTRA 4DX
『ウィキッド ふたりの魔女』はUltra 4DXでの迫力と没入感がすごいという噂を聞き、早速ソウダも気になって、グランドシネマサンシャイン池袋に行ってきました🧹
そもそも、ULTRA 4DXとは…
体感型アトラクションシアター「4DX」と、
3面マルチプロジェクション上映システム「ScreenX」が融合した体感型シアターです。
4DXは、前後左右や上下に動くモーションシートや水や風、香り、フラッシュなどのエフェクトによって映画の様々なシーンとリアルタイムかつダイナミックに体験することができるシステムです。
ScreenXは、正面スクリーンに加え、左右の壁面にも映画のシーンが映し出される没入感あふれ、深い没入感を味わうことができます。


参考:https://www.cinemasunshine.co.jp/theater/4dx-screen/about/
見るからに、映画の世界に包み込まれたような空間で、スクリーンの中の動きと連動した効果を疑似的に体験できるのは、非常に没入感が大きそうですね😆
- ウィキッドファン
- 映画をすでに鑑賞済みの人
- 『ウィキッド ふたりの魔女』のおいしいところを全身で感じたい人
体験した感想
真っ先に感じたことは
「4DX、ものすごく動く、揺れる😨」
「没入感がすごくて言葉を失う……」
— 本当にやばい、浮遊感
4DX自体はミストや空気だけでなく、座席も動きます。いちばん最初に4DXのオープニングがあるのですが、かなり激しく動いて空中を浮遊し、軽く絶叫系に乗っている感覚です。
『ウィキッド ふたりの魔女』の中では主に、バイブレーションが多用され、どのシーンでも、楽曲や登場人物の心の動きと体の動きに合わせて、観客の体の底から作品の拍動と躍動が伝わってきました。また、個人的にULTRA 4DXが最高だったシーンを紹介したいと思います。
1. オープニング
あの有名なWickedのモチーフが鳴り響く中、チステリーを追いかけながら虹のかかる滝を颯爽と飛行するオープニングでは、うねるように滑らかに座席が動き、感動を覚えます。滝の水しぶきも加わり、一気にオズの世界に引き込まれます。
No One Mourns The Wickedでは、西の悪い魔女が死んだことを喜ぶオズの国民たちの踊りに合わせて激しくバイブレーションが響くため、グリンダの涙をこらえている歌声と表情を見ると、そんな喜びは皮肉にも悲しく、苦しく体が震えます。
ちなみに、チュウ監督はアリアナがグリンダと同じ軌跡をたどり、同じ経験をしてほしいと考え、このシーンは一番最初にも関わらず、時系列通り、エルファバとの友情、決裂、別れを撮影したいちばん最後に撮影しているそうです。本来、クラシックは口を縦に開けるのですが、この時のアリアナは涙を流さないように必死で、口が横に開いているんです。「これは本来、クラシックを歌う口の開き方じゃない」とおっしゃっているボイストレーナーの方がいますが、まさに、それは本当で、すべてを経験したグリンダだから例外だったと思うのです。
2. Dancing Through Life
今回、ULTRA 4DXの醍醐味が最も楽しめるシーンだと思いました😆
図書館でフィエロが踊り出すシーンは非常にダイナミックで、動きにあふれ、楽しくなるほど座席が連動していました。しかし、ただ動きが激しいだけではなく、シズ大学の学生の動きに合わせて滑らかに揺れるように動いたり、バイブレーションがダンスと連動したりして、緩急のある楽しいシーンでした。
だからこそ、ダンスホールでのエルファバの涙とグリンダの勇気は雰囲気をガラっと代わり、動きもなく静かになることで、静けさと2人だけの世界への没入感が得られました。
そして一番特筆したいのが、ネッサの車椅子に合わせて座席が動いていたところです! 私たちが観客としてネッサの視点に立てることがあまりないのですが、ネッサの動きとリンクできることで、ネッサと同じ喜びをネッサと同じように座って体感できます!
いまさら気づいたのですが、エルファバとグリンダが踊る時に流れるBGMはDancing Through Lifeのサビのアレンジでずっと「踊ろう」って流れていたことに気づいて、ふたりで「踊ろう」と流れていたのは感動ポイントです🥹
3. One Short Day
このシーンは最もScreenXのサイドスクリーンが活躍したシーンだと思います😆
エルファバとグリンダがエメラルドシティーの住民たちをかき分け、進んでいきながら場面が展開されるため、サイドスクリーンと正面のスクリーンが連動しながら全体的に動きがあります。その中で、エルファバとグリンダのふたりに主に焦点を集めながら周囲が動いていく様子は、ふたりと同じように歩きながら移動しているかのようで、エメラルドシティーに吸い込まれていくかのようでした。
迫力のある映像で楽しいだけでなく、カメオ出演も多いシーンなので、製作陣の名前、顔まで知っている人はどこに誰がいるのか探してみるといいと思いますよ!
これだけは気をつけて
一方で、この作品ではバイブレーションばかりで飽きてしまい、あまり躍動的な動きを体験できなかった感じもしています。正直に言うと、一番最初の4DXのオープニングが一番激しく動いていたくらいです。それも、唯一のバイブレーションが楽曲のリズムとずれているところが散見され、非常に気になりました。
席の位置が前の方だったのがあるかもしれませんが、風もあまり感じず、霧も感じず、水がかかるシーンもかなり少なく、座席の動きとサイドスクリーン以外あまり良さを感じられませんでした。調べたところ、比較的後方の中央よりが良いそうです。ULTRA 4DXを余すことなく体験したい方は予約開始に合わせて席を事前予約するといいかもしれません。
また、Defying Gravityは浮遊感はあるものの、直線に飛ぶ部分では全く動かず、全体的にあまり激しい動きではなかったため、個人的にお気に入りのシーンにはなりませんでした😢
そして一番大事なこと
乗り物酔いする人は絶対にULTRA 4DXと4DXはやめてください。
ここまで文字を大きくするくらいに言います。絶対にダメです。テーマパークもので例えると……
USJ: ハリポタ
TDL: スタツア、美女と野獣
TDS: ソアリン、ニモ、ピーターパン
以上のアトラクションの浮遊感、ガタガタ、もしくはぬるぬるの動きがダメな人は絶対にやめた方がいいです。2時間41分もの間地獄を見ます。
まとめ
最後に、『ウィキッド ふたりの魔女』のULTRA 4DXの感想を簡単にまとめます。
- バイブレーションが多用されている
- オープニングはものすごく悲しい、Dancing Through Lifeはそれぞれの視点で踊れる!
- One Short DayではScreenXが大活躍!
- バイブレーションばかりなのは飽きる
- ものすごく浮遊感があるわけではない
- 乗り物酔いする人は絶対におすすめできない
いろいろ、人それぞれヒットする部分はあるかと思いますが、ULTRA 4DXに対する感想です!
ぜひとも参考にして、このウィキッドフィーバーを楽しみましょう!